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ライフラインニュース

２０２５年も残りわずか。１２月に大掃除を予定されている方も多いのではないでしょうか。そもそも年末の大掃除には、「煤払い（すすはらい）」という由来があります。これは、１年間でたまった汚れを清め、新しい年の神様を迎えるために家を整える行事です。家の中の煤や汚れを払い落とし、清潔な状態で新年を迎える意味が込められています。また、リフォーム店の視点で見ると、大掃除は家の不具合を発見する絶好のチャンスでもあります。掃除のついでに我が家の点検をしておきましょう。普段は見ない場所に、故障が潜んでいるかもしれません。確認しておきたい部位、リフォーム必須ポイントの見つけ方、お手入れ方法や対策のタイミングもご紹介します。

キッチン、トイレ、浴室などの水まわりは電気設備、給排水管などチェックしておきたい箇所がたくさんあります。大掃除の時に不具合が無いか点検しましょう。

● 排水の流れが悪い ⇒ できるだけ早めに対策・排水の流れが悪い場合は、排水管が汚れて詰まっていることが考えられます。まずは専用洗剤を使って掃除をしてみましょう。それでもダメなら、頑固な汚れや詰まり、排水マスに問題がある可能性がありますので、あふれてしまう前にできるだけ早くご相談ください。

● トイレの水が止まりにくい ⇒ 緊急に対策・ロータンク式のトイレはタンクのフタを開けて、浮き玉のズレや鎖の絡まりが無いか点検しましょう。中の部品だけ交換することもできますが、タンクによって部品が異なります。２０年を過ぎた便器は、劣化が進んでいますのでそろそろ交換リフォームを検討ください。

● 浴室のコーキングが劣化している ⇒ できるだけ早めに対策・コーキングとは、浴槽と壁のスキマを埋める白いゴムで、防水の役目があります。コーキングが劣化すると防水の役目を果たさなくなりますので、早めにご相談ください。

● 給湯器から異音や水漏れがする、温度調節が不調 ⇒ 緊急に修理もしくは交換・給湯器から異音がしたり水漏れの跡を見つけたら、すぐにご連絡ください。完全に壊れてからでは、数日間もお湯が使えなくなります。１０年を過ぎ、温度の調整が不調になってきたら、そろそろ交換リフォームの時期です。

外壁にひびを発見したら劣化が進む前に今すぐ再塗装のご検討を。お家まわりの大掃除の時は、周囲をぐるっとまわって点検しましょう。屋根に上るのは危険ですので、屋根無料診断をご依頼ください。

● 雨どいがズレている、歪んでいる ⇒ 早めに対策雨どいは家を雨から守る大切な部品です。ズレていたり、歪んでいたらできるだけ早く修理を。ただし、雨どいの交換には足場が必要です。外壁塗装や屋根リフォームなど、足場が必要なリフォームと同時に行うことをおすすめします。

●外壁にヒビ、コーキングに劣化がある ⇒ できるだけ早めに対策・細かいひびを見つけたら外壁塗装の時期を確認し、劣化が進む前に再塗装しましょう。サイディングの目地の劣化は早めに打ち直しを。

● 地面や基礎が濡れている ⇒ 緊急に対策・お天気が続いているのに、外壁や接した地面が濡れていたら漏水の可能性があります。

寝室や子ども部屋、リビングや和室もしっかりチェックしておきましょう。タンスの裏や畳の下、照明のカサの大掃除の時に不具合の芽が無いか点検しましょう。

● タンスの裏にコンセント ⇒ 使用しない＋次の壁紙リフォームで対策・タンスの裏にコンセントの差込口を見つけたら使用せず、樹脂製のキャップでふたをしておきましょう。差込口にホコリが侵入したり、差しっ放しにして積もると発火の危険性があります。壁紙の張替えリフォームの時がチャンスですので、忘れずに移動させましょう。

● 畳の裏にカビ、床下が湿気っぽい ⇒ できるだけ早めに対策・畳の裏にカビが生えていた、床下を覗いたら冬でも土が黒っぽく湿気ていた、床下収納庫を外したらカビ臭いという場合は、通常より湿気が多い土壌の可能性があります。土壌の湿気はシロアリの発生や土台の腐食を進めやすいので注意が必要です。

その他、大掃除中に見つけた収納不足や設備の使いにくさなどは、リフォームで改善するのがおすすめです。たとえば、新しい収納スペースを追加すると片付けやすい家になり、トイレを掃除がしやすいデザインにリフォームするだけで日常の手間を減らすことができます。大掃除で見つけた気付きで住まいをもっと快適でキレイな空間に変えていきましょう。

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